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鶏肉の半数から耐性菌が検出された [食料健康問題]

日経新聞3月31日付け夕刊に、『鶏肉半数から耐性菌』との記事が掲載されていた。

厚生労働省の研究班が調査したところ、国産や輸入の鶏肉の半数から抗生物質が効かない薬剤耐性菌が検出されたそうだ。

食肉検査所などで約550検体を調べた結果、全体の49%から耐性菌が見つかったそうだ。
家畜の成長を促すために飼料に抗菌薬を混ぜているらしいが、鳥の腸内にいる菌の一部が
薬剤耐性を持つなどして増えた可能性がある、とのことだ。

これは以前からも問題として指摘されていたことだが、こんなに多いとは驚いた。

健康な人なら食べても影響ないと書かれているが、本当なのかと疑いたくなる。
病人や免疫力が落ちた高齢者の体内に入ると、抗菌薬の治療が難しくなると書いてある。
つまり、普通の人も影響がないということではないということだろう。

研究班で群馬大学の富田教授は、『半数という割合は多い。』、『不要な抗菌薬の使用を控えるべきだ。』と訴えている。

鶏肉の小売り業者でつくる日本食鳥協会は、『耐性菌の低減には国の方針に基づいて積極的に取り組んでいきたい。』とコメント。
耐性菌に限らず食中毒を防ぐために、食べる前に十分加熱するよう呼びかけているそうだ。

先日、男の料理教室に参加したが、講師の先生が、鶏肉を包丁で切ったあとに包丁を洗っていた。
家庭でも肉料理では包丁や他にも気を遣って料理していきたい。


タグ:耐性菌
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