日経新聞5月22日付け夕刊によると、高校1年生の自転車事故が他の学年に比べて
非常に多いことが分かった。
2015年の調査結果では、特に5月と6月が多く、6月は430件だったそうだ。
これは高校3年生の約2倍だ。
やはりこの差は大きいと思う。
1月から12月のすべてで高校1年生が一番多いという結果になっているのだから、
やはり何らかの理由があるはずだ。
さすがに8月が一番少なくて約150件くらいになっている。
これは夏休みなので、登校していないからだろう。
この記事でも登校中の事故が増えているということらしい。
私は中学生の時に自転車通学だったが、入学して1カ月くらいすると慣れてくるので、
注意力が少し散漫になっていたかも知れない。
高校1年生も中学校よりも遠距離になるために、自転車通学にする生徒が多いだろう。
事故の発生場所は裏道の交差点が多いそうだ。
交差点での出会い頭に自動車とぶつかる事故が、9割近いとのことだ。
一歩間違えれば重大事故になる。
私も最近、自転車のマナーが悪いのが気になっていたが、気のゆるみが自分だけでなく
相手にも重大な損害を与え、学校どころではなくなるということを認識してもらいたい。
自転車はいつでも止まれるから大丈夫という固定観念は持たないでほしい。
ましてや信号軽視は絶対にやめてもらいたい。
車は来ないだろうという勝手な思い込みが、将来を台無しにするかも知れないことを意識してほしい。