介護保険と保険外のサービス組み合わせた混合保険拡大へ

5月14付け日経新聞朝刊トップに、《介護　周辺サービスも提供》との大見出しが載っていた。
厚生労働省が、介護範囲基準を決めていたが、介護サービスの規定を保険外にも広げて併用できるように、混合介護の認可基準を明確にした新ルールを策定したそうだ。
これにより、デイサービスを使う高齢者の買い物代行や外出付き添いサービスが可能になり、
事業者も自助努力で税金や保険料以外にも収入の枠を広げられることになるようだ。

これからますます介護の担い手不足が深刻になるが、今回の新ルールで待遇改善に繋がり、介護従事者確保にもなるとのことだ。

今まで基準があいまいであったため、混合介護を認めていない自治体もあったそうだが、
今回の措置で介護事業者が保険外サービスを展開しやすくなる。

私も還暦を過ぎていつお世話になるかも知れないので、こういうニュースには敏感だ。
保険外サービスも色々あると思う。
それらが一貫したサービスに組み入れられれば、介護事業が充実していくと思う。

すべてを介護保険や税金に頼るのでなく、必要な場合には柔軟に利用できるようになればありがたい。
母は９２歳であるが、介護認定が厳しくてまだ認定されていない。
認定されても使い勝手が悪そうで、あまり乗り気ではない。

もっと気軽に利用できるようになってくれれば、地域コミュニティ活性化にも繋がると思う。
老若男女が一緒に集えるコミュニティが広がることにも期待したい。

９０歳過ぎても元気な老人が多いのだから、介護に関する固定観念は捨てて柔軟なで明るい社会構築を推進できるようにしてほしい。