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マイクロプラスティック使用規制に、世界が動き出した [環境汚染]

マイクロプラスティック汚染対策の動きが国際的に進み始めているが、日本政府も規制に動き始めるようだ。
また超党派の国会議員が、【海洋漂着物処理推進法】にマイクロプラスティックの使用抑制を明記する
改正案を国会に提出するそうだ。(6月6日付け日経新聞朝刊より)

中でも問題になるのが、マイクロビーズという極小粒子で、海を漂流中に有害物質を吸着して濃縮する性質があり、
それを食べた魚や鳥などからの食物連鎖が心配されている。
人間が魚や鳥を食べれば当然悪影響を及ぼす。

この記事によると洗顔料や歯磨き粉にも使われており、製造メーカーに使用や販売自粛を要請していくことになるようだ。
ボディーソープにも使われているそうだから影響は大きいであろう。

日本だけの問題ではないので、国連含めて各国が連携して進めていくであろう。
特にヨーロッパの動きは早いと思うが、たぶん中国も最近は環境問題に積極的なので、
メーカーも真剣に対応せざるを得ないだろう。
政府も日本国内だけだと、業界の意向を忖度してなかなか規制に踏み切れないが、今回は超党派国会議員もこの重要性を認識して動き出すので、前に進めやすいであろう。

国内でもマイクロプラスティックの使用を控える動きも出てきているそうだ。

化粧品メーカーの団体である日本化粧品工業連合会は、2016年3月に会員企業1100社に
自主規制を呼びかけた結果、主要大手メーカーが製品化を取りやめたそうだ。

もし人体被害が確認されると損害賠償訴訟も計り知れない規模になるだろう。

日本は過去に水銀汚染やカドミウム汚染、アスベスト被害など多くの悲惨な経験をしているのだから
製品開発段階からもっと環境汚染についての事前シミュレーションをしておくべきだ。

たぶん、製品開発者はある程度マイクロプラスティックの問題をわかっていたのではないだろうか?
マイクロプラスティックに代わる材料は探せばあると思う。
たとえ生物の体に入っても分解されてしまうか消えてしまうようなのはないのだろうか?

素人意見で恐縮だが、塩で代替できないだろうか?
粗塩ボディーソープなんてあれば体が清められていいかも知れない。

製品開発者は、環境への影響をしっかり事前検討して製品化に取り組んでほしい。

マイクロプラスチック汚染が北極海でも深刻な事態に

EU(欧州連合)が使い捨てプラスティック禁止法案を提案


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