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トランプ米大統領が国防総省に宇宙軍の創設を指示 [政治経済]

米国のトランプ大統領が、宇宙空間での軍事活動に専従する宇宙軍の創設を国防総省に指示したそうです。
(日経新聞6月19日付け夕刊から)

現在ある空軍、海軍、陸軍、海兵隊、沿岸警備隊に次ぐ6番目の軍組織となるようです。

トランプ大統領は、ホワイトハウスで開かれた国家宇宙会議で、
『米国を守るためには、単に宇宙で存在感を示すだけでは足りない。
 宇宙を支配しなければいけない。』
と述べたそうです。

以前にも宇宙軍創設については半分冗談?で言っていたらしいですが、宇宙開発では
ロシアや中国も国家として力を入れており、それに対する危機感があったのではないかと思います。

米国はスペーシャトル以降は、宇宙開発に積極的ではないように見えていました。
しかし、宇宙の軍事利用でロシアや中国に後れを取ることは許されません。

もし、宇宙をロシアや中国に支配されてしまうと、軍事力の大逆転が起こりえます。

宇宙軍というのはSF小説みたいで突拍子もないことに見えてしまいますが、インターネット含めて
技術革新が猛スピードで進んでいる現在は、ここで再度褌を締め直さないといけない状況でしょう。
そういう意味ではトランプ大統領の発言は、半分冗談では済まされないところまで来ているような気がします。

日本も偵察衛星を打ち上げていますが、あらゆる角度からの情報収集は非常に大事だと思います。
如何に他国よりも素早く情報をキャッチするかが勝負を決めるでしょう。

ロシアや中国、そして北朝鮮もサイバー攻撃の重要性も認識しているでしょう。

これからの軍事力は核爆弾を持つことよりも、それ以前に相手を自滅させることかも知れません。
外交戦略含めて国家の総合力が問われる時代になってきているように思います。

今の子供たちが20年後にそういう時代に対応できる能力を今から身につけて行かねばなりません。
そういう国家戦略は考えられているのでしょうか?
今の政治を見ていると、日本の国家中枢機構は、大丈夫だろうかと不安になります。

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