SSブログ

人工知能(AI)技術を使った酒造りに挑戦 [企業経営]

5月15日の日経新聞夕刊に、酒造りの職人技をデータ化してAI技術を駆使し、
職人の人手不足を補う取り組みが紹介されていた。
岩手県花巻市の南部杜氏協会では、2007年に241人いた杜氏が、2017年には182人に減ったそうだ。
熟練した職人がどんどん減っていくのを、人工知能(AI)で何とか対応しようという画期的な取り組みだ。

人工知能(AI)を導入するのは、岩手県二戸市の酒造《南部美人》で、職人が判断している浸漬という作業だ。
米を蒸す前に水を吸わせる作業で、微妙な調整が必要な工程だそうだ。
そこの作業を、酒米が吸収する様子を数秒ごとに映像化し、色の変化などのデータを蓄積する。
解析ツールを使って、最適な給水時間を算出する仕組みだそうだ。

伝統産業の支援に取り組んでいる【ima(アイマ)】という会社が提案したそうだ。

人工知能(AI)がこういうところにまで適用されるようになったのには驚きだ。
数年以内の実用化を目指しているそうなので、大変な作業かと思うが、ぜひ頑張ってほしい。

人口地の(AI)には警戒感もあるが、警戒して恐れるだけでなく、上手に人工知能(AI)を
活用していくことが、人間との共生にも役立つと思う。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。