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東大発ベンチャーのユーグレナがマツダと自動車用ミドリムシ燃料実証へ [エネルギー環境]

バイオベンチャーのユーグレナが、ミドリムシ由来の燃料を自動車に使う実証事業を始めると発表(6月14付け日経新聞から)
広島県で回収されたてんぷら油と混ぜてバイオディーゼル燃料を作るそうだ。

ユーグレナは健康サプリメントとしても大々的にアピールしてきたが、燃料分野にも積極的に展開している。
航空機向けバイオジェット燃料でも期待されている。

世界では環境問題を背景に、藻類の燃料開発が加速している。

ユーグレナの出雲社長は、
『国内で原料調達、製造、消費する国内完結型のエネルギーにする。』
と言っている。

今回、実証プラントで作るバイオ燃料は、軽油と分子構造が同じだそうだ。

ユーグレナは2014年からいすゞとバス向けにミドリムシを使った燃料を提供しているそうだが、
敬意油に混ぜる量が燃料規制のために最大5%までしか使えなかった。
今回の実証では軽油と混ぜなくても使えるようにするとのことだ。

ユーグレナは年産能力125キロリットルの実証プラントを2019年前半に稼働させるそうだ。
そして、2025年をめどにその数百倍の生産能力を持つ商用プラント建設を目指すそうだ。

海外では、米のエクソンモービルが2009年に米シンセティック・ジェノミクスに6億ドルの投資をして
カリフォルニア州で藻類の大量培養の研究を始めている。
また、英国のBPやベンチャー企業もバイオ燃料の研究開発を進めているそうだ。

ところで、サプリメントでは、EPAやDHAほかビタミン類、ミネラルなど肉と魚の両方の成分を摂れるということで注目されている。
私もそろそろ試してみようかと思っている。

最近は便利な加工食品が氾濫し、自分で生の食材を料理する機会が減っている。
そのため本来の素材に含まれている主要成分がバランスよく摂取されなくなっているのではないかと危惧している。
手っ取り早くコンビニ弁当で済ませることも多い。

そういう時代背景もあり、健康サプリメントの重要性も高まっていくことであろう。
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