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サクランボ収穫作業を観光客が助っ人に

観光客がサクランボの収穫を手伝い、農家の人手不足を助ける観光ツアーが人気だそうだ。(6月15日付け日経新聞夕刊から)

山形県村山市では、さくらんぼサポーター制度として二泊三日の宿泊費を農家が負担する。
ツアー参加者は収穫作業や箱詰め作業を手伝う仕組みだ。

当初はボランティアとして始めたそうだが、東京都内などからの参加者が増えてきたそうだ。
12年目の今回は76%がリピーターだそうだ。

参加者の一人は、『作業は楽しいし、農家の人と話すのが新鮮。』だそうだ。

阪急交通社は今シーズン初めて天童市と農業体験ツアーを開始。東京発で6日間のツアーで費用は2万5千円。
通常なら6万円以上するそうだから割安だ。
但し、作業は昼食時間を含めて9時間だそうだから結構大変な作業だ。
それでも全5本のツアーに100人以上が申し込んでいるそうだ。

受け入れる農家では、人口減少と高齢化で人を募集しても県内では集まらない。
この取り組みで、天童のファンになってほしい、と期待しているようだ。

阪急交通社では、このほかにナシのラ・フランスなど他の作物にも広げる。
また訪日観光客誘致につながるツアーを企画しているそうだ。

観光客だけでなく、地元や隣の県へも広げて応援を求める動きもある。
JA山形中央会は、地元の大学生だけでなく宮城県の学生にも呼びかけを始めたそうだ。

また山形県などは子育て中のママにも声をかけているそうだ。
これによりママ友が友達を誘いあって参加しているそうで、県内では他の事務職などの
求人が集まらずに苦労しているようだ。
サクランボ収穫は、6月中旬から7月中旬の短期決戦ということで求人依頼が相次いでいるそうだ。

少子高齢化を逆手にとって、県内のアピールに積極的に取り組んでいけば、農業活性化にも繋がっていくかも知れない。

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