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電子決済によるキャッシュレス化がアジア各国で普及 [政治経済]

スマホなどのモバイル機器が普及したことや、決済コスト削減に政府が後押しすることで、
アジア各国の電子決済が急速に進んでいるそうだ。(日経新聞6月21日付け夕刊から)

中国ではお年玉を紅い紙に包んで渡すのが習慣だったが、これも電子サービスを利用した人達が6億8800万人になったそうだ。
つまり中国の人達のほとんどが利用したということだろうか。
お年玉をあげるのは両親やおじさんおばさん、それにおじいちゃんおばあちゃん達だろうから、そういう人達も当たり前にスマホを持っているということだろう。
私は、まだガラケーなので、完全に出遅れている。

タイでは屋台街や露店でもQRコードを用いたスマホ決済が増えているそうだ。
また、政府が税金が捕捉しやすくなるとか、硬貨の製造・回収コスト削減になるということで、
2015年に電子決済マスタープランを作成し、2017年に金融機関を横断する決済システムを導入。

国民の半分以上がこのシステムに加入したようで、利用範囲が広がっているそうだ。
これにより金の流れが把握しやすくなり、金融機関も融資判断やりやすくなるなどのメリットがあるようだ。

インドでは、指紋認証による決済システムが導入され、自動料金収受システム(ETC)に対応する車載器を新車に標準装備するように義務付けたそうだ。

この動きをビジネスチャンスと捉え、、金融とIT技術を融合したフィンテックベンチャー企業への投資が活発化しているそうだ。

キャッシュレス化の動きは世界的な流れであり、日本もどんどん進んでいくことだろう。

大手銀行がフィンテックの動きに乗り遅れまいと必死になるのも理解できる。
スマホがあっという間に普及したように、電子決済も普通のものになっていくだろう。

個人情報を捕捉されてしまうのではないかと心配している時間は無いのかも知れない。
普通の飲食店やスーパーでも電子決済システムが普及して、そのうち現金が使えなくなることになったらお手上げだ。

また銀行のATMシステムはどうなるのだろうか?
現金を使わなくなれば、もしかして不要になってしまうのだろうか?

アマゾンや楽天、イオン、ローソンなどの小売業が決済システムを持ってしまえば、銀行業界の大再編は必須になるかも知れない。
これから先、何が起こるか予想も出来ないことが、将棋倒しのように起きて、世の中が激変する予感がする。

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